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ご挨拶

こちらでご紹介させていただいている美術品は、すべて父の遺品です。

父は生前、美術品のコレクターでした。住んでいた所も武蔵野市吉祥寺という昔から芸術家が沢山住んでいた場所に実家があった関係上、多くの芸術家先生方と交流がありました。

父がコレクションを始めた頃、真贋やその他判らないことがあると出光美術館の当時、顧問であった杉村勇造先生を訪ねてました。ある日、先生から頼み事をされました。

杉村先生は、非常に志の高い方で、戦後まだ間もない日本が高度成長自体に入る直前は多くの芸術家が芸術活動していくには非常に厳しい時代でした。

そんな芸術家達で将来のある方々を援助してくれないか、というのが杉村先生のお願いでした。当時、父は事業をしていた関係上経済的にゆとりがありましたので杉村先生の提案を快諾して、以後吉祥寺の実家には多くの芸術家が集まるようになりました。

 

具体的には、

武者小路実篤、里見勝蔵、檀一雄、木内克、森慶文、関合正明、中川一政、中川紀元、鷹山宇一、鈴木信太郎、堀田清治、山路真護…

その他にも多くの芸術家が実家に集い、美術サロンとなってました。先生方の作品を買い上げたり、宿泊されていく方など経済的援助以外でも助けておりました。

父は、各先生方から多くの事を学び、いろいろなジャンルの美術品を収集するようになりました。実家は3階建てのビルですが、ほぼ倉庫状態になるほどのコレクションですが、その内容は、主に旧華族などが所有していた物も多く非常に質の高い物でした。

コレクションのほとんどは、2000年以前に収集した物ばかりであります。父のコレクションの特色としては、ピカソやレンブラントの様な欧州の美術品もありますが、主に日本、中国、朝鮮半島のものが多いです。ジャンルとしては、刀や鍔・小柄などの武具類、鎌倉・室町期以降の日本画、江戸時代の南画、日本・中国・朝鮮の陶磁器類です。

また作家先生が他界された後遺族の要請で遺品を買い取ったりもしてましたので結果、膨大な量の美術骨董品が集まりました。

この度紹介させていただく美術品は、そのごく一部であります。

水上龍太

 

 

 

 

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